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2013-12-03

溶接技能者評価試験


Tig講習残りすべてすっとばして最終日&試験当日のことをご紹介します。

新ためて僕が今回受けた試験の内容について詳しく書くと、ステンレスのTig溶接の講習に行っていました。厚み3mmのSUS304ステンレスを下向きにTig溶接する”基本級”「TN-F」という種類になります。簡単に言うとこの基本級が受かれば、縦向きやら横向き、そしてラスボスであるパイプ(全姿勢)の試験を受けられるのです。うちにはラスボスクリア者が1名おられます!

前回のブログでもお伝えしたように、学科の勉強を3日間で終え、残りの5日間は実技講習に入っていました。 そして最終日には、上の写真にもありますように、本番の試験で溶接を行う材料の仮付までして講習は終わりとなりました。ルート間隔は2mm以上とのことでしたので、実技講習中にいろいろ試した挙句、今回は始端3mm後端4mmで仮付しました。しっかり開ければ裏波もでやすかったです!治具に取り付けられているホースはバックシールドガスのものです。



これは試験の溶接ではありませんが、まず1層目は溶接するとこんな感じで開先がほぼ埋まります。プールの幅がほぼ開先の幅ですね。1層目の大事なことは、しっかりキーホールを作って進んでいくということですね!そうすれば間違いなく裏波が出るということがわかりました。

キーホールとは、プールの先端の部分でアーク熱などの熱源が母材の裏側へ貫通してできる円孔のことです。


そして1層目をステンレスのブラシでしっかり磨いた後、2層目に入ります。2層目は基本溶加棒は置いておくだけで、ウィビングをしながら進んでいきます。幅が13mm以内になるようにしっかりとプールをコントロールします。自分はまだまだウィビングに慣れていないので肩やら背中やらが痛くなりますが、しっかりトレーニングして身に着けたい技ですね!ウィビングするとビードにその後が残るので、上手な人がやるとほんとビードがきれいなんです!

試験はここまでで、この試験片から曲げ試験・外観検査等を行い、チェック項目をクリアすれば合格となるわけです。僕の場合今回受かれば、アーク溶接・半自動溶接・Tig溶接の全ての基本級が揃います!やっと0.3人前といったところでしょうか(笑)


これが今回受験された方々の本番用の材料です。 これを日曜日の朝からそれぞれ溶接していくんですが、当日の雰囲気は独特のものがあり、ペーペーもベテランも関係なく目の前の試験片をバチッと溶接できたらカッコイイんです。

試験の出来は、学科・実技共に不安はなく大丈夫だと思います!いつもより裏波が多めに出たのがびっくりしましたが。大丈夫でしょう。

残業抜けて講習にいかせてもらった2週間が終わり、今月も"師走"ならぬ"工走"な状況が続くのでもうひとふんばり頑張ります!